皆様、こんにちは。

北瀬コウです。


6/3(火)、「ミスタープロ野球」こと、長嶋 茂雄氏が亡くなりました。(享年89)

私は世代ではありませんが、日本のプロ野球界を牽引したスーパースターであることは勿論知っていますし、「迷言」でお茶の間を笑わせる面白さも兼ね備えている方でした。


とても哀しいことですが、何がすごいって、89(やきゅう)歳で人生を終えるなんて奇跡ですよね。

野球を愛し、野球に愛された方であったことが分かります。


「89(やきゅう)歳」、今回はこれを書きたくて、長嶋氏の話題に触れました。😆


さて、長嶋氏の死から一週間後の6/10(火)、高校野球の方では春季東北大会が開幕しました。

早速、ここまでの結果をまとめていきます。


⚫︎6/10(火) 1回戦


久慈(岩手②) 5-6× 山形中央(山形②)
(延長11回)

聖和学園(宮城②) 3-2 青森北(青森③)

青森山田(青森①) 4-3 山形城北(山形③)

明桜(秋田②) 3-4 仙台育英(宮城①)

盛岡大附(岩手①) 0-2 八戸学院光星(青森②)

学法石川(福島②) 4×-3 酒田南(山形①)


⚫︎6/11(水) 準々決勝


聖光学院(福島①) 7-6 久慈(岩手②)

青森山田(青森①) 4-8 仙台育英(宮城①)

聖和学園(宮城②) 6-7 能代松陽(秋田①)
(延長11回)

八戸学院光星(青森②) 8×-1 学法石川(福島②)
(7回コールド)

※①・②・③は県大会順位


はい、このような結果となりました。


ヤマリョースタジアム山形で行われた久慈と山形中央の公立校同士による開幕ゲームは、延長11回に及ぶ熱戦となりました。

延長10回で両者1点ずつ取り合い、続く延長11回で山形中央が2点を挙げて前へ躍り出たかと思えば、久慈が3点を挙げて見事なサヨナラ勝ちを収めました。


そのほか、酒田南と山形城北も初戦で敗れ、山形県勢3校は初日で姿を消す形となりました。

地元開催でしたが、悔しい結果に終わりました。


また、山形城北と久慈は大健闘でしたね。

選抜出場の青森山田と聖光学院にそれぞれ1点差のゲームでした。

一時はリードする場面もあり、非常に見応えがあったのではないでしょうか。


さて、我が秋田県勢を見てみますと明桜は仙台育英に3-4で敗退、能代松陽は聖和学園に7-6で勝利しました。

試合内容をチェックしていたのですが、いずれも「オイオイ、冗談だろ?」と思わず口に出してしまいそうな試合展開でした。


正直、これは「喝‼️」ですね❗️

ポジティブなことばかり書いていてもフェアではありませんので、きちんと悪い話も書いていきますよー。😡


⚫︎明桜に「喝‼️」


まず明桜、8回ウラの2失点は本当にいらなかったですね。

1死1、2塁でサードゴロ、5-4-3の併殺を狙うも、5-4までは成立し、1塁ランナーはアウト。


しかし、セカンドの鳥山君(3年)の悪送球によってバッターランナーは2塁へ、2塁ランナーは生還し1点を返され、同点となりました。

その後2死満塁とし、押し出しの四球で逆転、これが仙台育英の決勝点となりました。


これはあくまで私個人の考えですが、強敵を倒すためには「自分たちが余計なミスをしないこと」が前提条件であると思っています。

打たれることは仕方がありません。

これは相手の実力が上手(うわて)であると言えますからね。


しかし、エラーや四球は相手の実力云々の話ではないですよね。

自身の未熟さが露呈した、ということになります。


これさえ無ければ、勝っていたかもしれない試合でした。

ただ、2番手の内村君(2年)と3番手の井上君(3年)の投手リレーで3回から7回までを0点に抑えたこと、とりわけ6回と7回の連続ピンチを凌いだことは、素晴らしかったです。

仙台育英としても中々点が取れず、かなりきつい試合展開であったと思います。


敗れはしましたが、2019年の秋季東北大会、2020年の夏の独自大会に続き、3度も仙台育英を追い詰めることができました。

やはりこの対戦カードは今後も注目です。


⚫︎能代松陽に「喝‼️」


次に能代松陽、県大会の好投もあり、今大会ではエースナンバーを背負った佐藤(憂)君(2年)でしたが、9回ウラの3四球は課題ですね。

聖和学園の先頭バッター 高橋(歩)君(3年)にいきなりツーベースを打たれて気持ちが動転してしまったのでしょうか。


1点差でしたので気持ちは分からなくもないのですが、先頭に打たれて乱調気味になっていた点に佐藤(憂)君(2年)の未熟さを感じました。

これは、余計な四球を出さない、といった意味では、先程の明桜の件と共通する話です。

結果、押し出しの四球で同点に追い付かれてしましました。


また、この時に守備のタイムをかけていましたか❓

情報が定かではないのですが、おそらくタイムをかけていなかったのではないでしょうか❓

タイムをかけていたのであれば申し訳ございません。

かけていなかったのであれば、監督は選手達へ指示を伝えてきちんと間を取るべきです。


ただ、初回に3点を取られた後の2回に同点に追い付き、相手に主導権を渡しませんでしたね。

昨年の夏の甲子園出場校を攻め立てたこと、宮城県勢に2タテされなかったことは良かったです。


⚫︎4強出揃う


準々決勝が終わり、6/13(金)に準決勝、6/14(土)に決勝が行われる予定です。

準決勝の対戦カードは下記の通りです。


10:00〜
聖光学院(福島①) – 仙台育英(宮城①)

12:30〜(予定)
八戸学院光星(青森②) – 能代松陽(秋田①)

※場所:ヤマリョースタジアム山形


岩手県勢と山形県勢は敗退となりましたが、勢力に偏りが無く、分散されていますね。

聖光学院と仙台育英は、公式戦は昨秋の東北大会以来の因縁の対決になります。


前回の記事でも触れましたが、聖光学院に選抜出場を断たれた仙台育英が一矢報いるのか、あるいは聖光学院が昨秋の東北王者、そして選抜ベスト8の意地を見せるのか注目です。


また、青森山田が敗退した中、八戸学院光星が上がってきました。

秋田王者の能代松陽も、聖和学園との対戦を糧に、公立校の底力を見せたいところです。

こちらの対戦にも目が離せません。


準決勝を勝ち上がるのは、そして春の東北王者はどのチームになるのか❓


それでは、全てが決まった次回にお会いしましょう❗️

最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️