※引用元:47NEWS
https://www.47news.jp/12866951.html


皆様、こんにちは。

北瀬コウです。


そういえば、何やら7/5(土)に良くないことが起こる、などと根も葉も無い予言が世間で話題になりましたね。

数週間前から、鹿児島県十島村では地震活動が相次ぎ、予言に信憑性が増す形となりました。😱


まあ、結局予言は不発に終わり、今日を生きているわけですが、実は当日、本当にヤバいことが起こるのではないか、と思った出来事がありました。

夕方、仕事が終わって帰宅した直後のことでした。



これは私の自宅の時計ですが、お分かりいただけましたでしょうか❓

なんと室温が48.6℃と表示されていたのです❗️🥵


帰宅して真っ先に気付き、思わず驚きました😳

実際は時計の誤計測によるもので、室温は30℃くらいでしたが、本当に何かが起こるのではないか❓と思ってしまった7/5(土)でした。


さて、私の時計がイカれてしまった、ということで予言が見事に的中しましたが、そろそろ高校野球の話に戻りましょう。

秋田県大会は7/14(月)〜7/15(火)の2日間で3回戦が行われ、遂にベスト8が出揃いました❗️


それでは、3回戦の結果を振り返ってまいりましょう❗️


⚫︎能代松陽は苦しみながら8強、創部2年目の鹿角も快挙。



甲子園出場経験のある能代松陽と角館の一戦は、能代松陽が6-5で辛勝しました。

試合は初回から動きました。


角館は、能代松陽のエース 佐藤(憂)(2年)の立ち上がりを攻め、犠牲フライとタイムリーヒットで2点を先制します。

しかしそのウラの能代松陽の攻撃、1死1、2塁のチャンスで4番 菊地(瑛)(3年)がセンターへ3ランホームランを放ち、逆転に成功します。


3回には角館の8番 渡部(2年)と9番 草彅(徹)(3年)の連続タイムリーヒットで試合をひっくり返しますが、その後は打線が沈黙。

リリーフに入った能代松陽の小森(3年)が、6回と3分の1を投げて4安打無失点の好投を見せました。


能代松陽は5回、6回、8回に1点ずつ挙げ、1点差のゲームを制しました。


角館
203 000 000  5
300 011  01×   6
能代松陽


鹿角は、エース左腕の佐藤(2年)の好投が光りました。

9回完投で8安打1失点8奪三振と、8安打は浴びましたが、対角線に投げるボールの球威とコントロールが良く、要所をしっかりと抑えていました。

攻撃は初回の先制2点、2回の1点の3点に留まりましたが、佐藤(2年)を中心に守り抜きました。


鹿角が創部僅か2年目で、初の夏ベスト8進出の快挙を達成しました。


湯沢翔北
000 000 010  1
210 000 00×  3
鹿角


⚫︎秋田商が3戦連続コールド勝ち、秋田南はエース 佐藤(大)(3年)の力投が光る。


※4校連合:男鹿海洋・西仙北・大農太田・六郷


秋田商の勢いが止まりません。

初回からタイムリーヒットやエラーなども絡めて僅か2イニングで6得点を挙げるなど、あっという間に試合の主導権を握ります。


第5シードである横手も、1番 鈴木(大)(2年)が3回にライトスタンドへソロホームランを放つなど反撃を見せ、5回までに4-6と、2点差まで詰め寄ります。

しかし、横手は6回に2点、8回に3点を失い、秋田商の9番 阿部(3年)にコールドゲームを決めるセンターへサヨナラタイムリーヒットを打たれ、ゲームセットとなりました。


ホールランが出たこともあり、春に見られた強力打線が垣間見えましたが、上には上がいることを思い知らされるような試合となりました。


横手
021  100 00   4
330 002 03×  11
秋田商


秋田南は、エース左腕の佐藤(大)(3年)が序盤からボール先行で制球に苦しむ場面も見られましたが、終わってみれば9回完投で8安打1 失点9奪三振、147球の熱投が実り、大館桂桜打線を抑えました。


前の試合(対 横手城南)でも序盤から制球を乱す場面があり、やや心配な立ち上がりでしたが、中盤に安打が集中していたことを除けば、よく抑えていたなという印象です。


何はともあれ、ベスト8進出です。


秋田南
200 000 302  7
000 001 000  1
大館桂桜


⚫︎秋田西が逆転8強、金足農は2年前の雪辱を果たす。



秋田西は、初戦に続き序盤から苦しい展開となりました。

大館国際の3番 餅田(3年)の先制タイムリーヒットを皮切りに、4回までに6点を失いました。


しかし、そのウラの秋田西の攻撃、2死満塁の場面で8番 山内(2年)がボールをしっかり見極めて押し出しの四球で1点を返すと、続く9番 菊地(3年)、1番 西村(3年)、3番 進藤(3年)の上級生メンバーがタイムリーヒットを放ち、一気に同点に追い付き、6点のビハインドを帳消しにして見せました。


打線の勢いは、ここでは終わりませんでした。

5回に5点を挙げて勝ち越しに成功すると、7回にも5点を加えて、試合は秋田西ペースに。


大館国際も6回に3点、7回に3番 餅田(3年)のレフトスタンドへのソロホームランで反撃を見せますが、8回ウラ無死満塁のピンチでマウンド上の浅利(2年)のワイルドピッチによってあっけない終幕となり、秋田西が8回コールドでベスト8へ進出しました。


大館国際は、餅田(3年)がこの試合で3安打4打点1ホーマーの大活躍でしたが、残念ながら勝利とはなりませんでした。


大館国際
003 303 10   10
000 650 51×  17
秋田西


金足農は、序盤から終盤までコツコツと点を積み重ねて勝利を掴みました。

3回には4番 佐藤(晃)(3年)、6回には3番 薮田(3年)、7回には武藤(2年)がタイムリーヒットを放ち、昨年の夏の甲子園を経験するメンバーが活躍しました。


同じく甲子園経験者のエース 吉田(3年)は8回を投げて3安打2失点6奪三振の好投、球数も103球と、やや少なめに抑えることが出来ました。


一昨年の夏は初戦で秋田中央に敗れ、当時1年生だった吉田(3年)が、見事に雪辱を果たしました。


秋田中央
010 010 000  2
101 301  01×  7
金足農


⚫︎大館鳳鳴は3季連続8強ならず、明桜は2戦連続コールド勝ち



2戦連続無失点と、安定した試合運びで勝ち上がった大曲工は、この試合でも着実に得点を積み重ねました。

活躍が光ったのは5番 菅原(3年)、初回に2点目となるスクイズを決めたかと思えば、今度は3回と5回にそれぞれタイムリーツーベースヒットを放ち、合計4打点を挙げました。


大館鳳鳴は、9回に執念を見せてチャンスを作ると、2番 土佐(3年)と4番 柴田(3年)にタイムリーヒットが生まれ2点を返しますが反撃はここまで。

3季連続のベスト8には一歩届きませんでした。


大曲工
201 040 000  7
010 010  002  4
大館鳳鳴


明桜は初回から先制点を挙げて主導権を握ると、2回には1年生からレギュラーマスクを被る8番 秀崎(2年)がレフトスタンドへソロホームランを放ち、点差を広げます。


点差を付けても盤石に泉(3年)→内村(2年)→池川(2年)の継投策を講じた明桜、2戦連続のコールド勝ちを収めました。


明桜
241 002 2  11
001 000 0   1
大曲


⚫︎終わりに


それでは、改めて勝ち上がりを見てまいりましょう。


※引用元:秋田県高等学校野球連盟
http://www.akita-koyaren.com


シード校は横手と大館鳳鳴が敗れました。

とはいえ、代わりに勝ち上がったのは春季大会で第1シードだった秋田商と第4シードだった大曲工なので、特に波乱と言うほどのことではないと思います。


波乱・・・そう、今大会は波乱が無い印象ですね。

昨年の夏王者の金足農や同年秋王者の秋田商、そして今年の春の王者の能代松陽などが、着実に勝ち上がっています。


また、創部2年目の鹿角や、春ベスト4の秋田西もこの夏は躍進しており、非常に面白いです。

個人的には、秋田西と金足農の追分地区同士、つまりご近所対決が注目です。☺️


昨年の夏と今年の春ベスト4の秋田南、昨年の秋に東北大会出場の大曲工も力があります。

明桜も夏の王者奪還へ、力の差を見せつけています。


果たして2025の夏の王者はどのチームになるのでしょうか❓

準々決勝、7/17(木)より開幕です❗️


最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️