
皆様、こんにちは。
北瀬コウです。
7/27(日)に、夏の高校野球神奈川県大会の決勝が行われ、わたくし北瀬が横浜スタジアムへ行ってまいりました❗️
今回は、その観戦記録を綴っていこうと思います。
※一部の場面で画像を引用させて頂きます。
実は、私にとって神奈川県大会の決勝は、今回で3年連続の生観戦となります。
クソ暑い中なので行くか否か少し迷いましたが、私は直近で横浜高校の試合を2023年夏、2024年夏、2024年の神宮大会、2025年の選抜と、4回観に行きました。
つまり、横浜・阿部君(3年)の世代を1年生の時から見続けていることになります。
なので、最後まで見届けよう、という気持ちが勝り、今年も行くことにしました。
毎年かなりの人で混みますので、気持ち早めに自宅を出発し、試合開始3時間前の午前11時頃に現地に到着しましたが・・・。

既に最後尾が分からないくらい長蛇の列が出来上がっていました。😓
もうこれ絶望的な気持ちになりますよね❓
球場内に入れないんじゃないか❓と思ってしまいます。
そんな気持ちになりつつある中、内野席を買い求める列の最後尾を探していたところ、球場スタッフが当日券を買い求める客にかけた言葉が聞こえてきました。
「内野はもう立ち見になるかもしれません。」
これを小耳に挟んだ瞬間、私は即座に外野席へ行くことに切り替え、外野席入場券を買い求める列の最後尾を探し、なんとか並ぶことが出来ました。
そこから約1時間半並び続け、ようやく入場券を購入し、球場内へ入ることが出来ました。😮💨

1年ぶりのハマスタです。
外野席は、横浜側のライトスタンドにしました。
風はややライト方向へ吹いていましたので、左バッターはワンチャン飛ばして来ると予測しました。
昨年と一昨年は内野席を取れたため、外野席は今回が初めてなのですが、意外と内野との距離が近く感じました。
球場の広さのベースは両翼100m、中堅120mに対して、横浜スタジアムは両翼94m、中堅118mと、若干ではありますが小さめの球場のため、その影響があるのでしょうか。
既に両チームの選手たちがウォーミングアップをしていました。

こちらはリラックスした様子の横浜。

そしてこちらが、しっかり隊列を組んで臨む東海大相模。
両チームとも、試合に向けてしっかり準備をしています。

横浜のエース 奥村(頼)君(3年)です。
準決勝(対 立花学園)では、4回にセンター越えのソロホームラン、5回にライト越えの3ランホームランを放つ超人ぶり。
奥村(頼)君(3年)がチームの全打点を挙げて勝利しました。

こちらも好投手、織田君(2年)です。
コーチと話し合いながらキャッチボールをしていることから、今日は先発かな❓と思いました。
そんなこんなでウォーミングアップやシートノックも終わり、スターティングラインナップがバックスクリーンに表示されました。

横浜は、春の選抜の時とほぼほぼ変わらないオーダーです。
先発はやはり織田君(2年)でした。
対して東海大相模は、昨年4番を打っていた金本君(3年)を1番に置く超攻撃的なオーダーです。
先発は準決勝(対 向上)で好リリーフを見せた菅野君(3年)です。
横浜は1番から6番までが左打者のため、左の技巧派を充てるのは良い選択だな、と思いました。
さあいよいよ、2年連続で同じカード、日本一注目度の高い地方大会の決勝が始まります❗️
プレイボール‼️
初回は両投手が上々の立ち上がりで、東海大相模 菅野君(3年)は内野ゴロ3つ、横浜 織田君(2年)は注目のストレートではなく変化球主体の投球から入り、こちらも三者凡退に抑えました。
試合が動いたのは3回ウラの東海大相模の攻撃、先頭の9番 菅野君(3年)がセンター前ヒット、続く1番 金本君(3年)は四球で出塁し、無死1、2塁のチャンスを作ります。
ランナーを進めたいところでしたが、2番 安嶋君(2年)が送りバントを失敗してしまいます。
セオリーとして、ランナーが2塁の場面の送りバントは3塁へ転がさなければならないのに対し、1塁側へ転がしたことは私にもよく分かりませんでした。
結果、3塁ホースアウトとなり1死1、2塁、試合の流れが東海大相模に傾いていましたが、ここで流れが一旦止まってしまいました。
この悪い流れを払拭するには1本打つしかないと思いかけていたその時、

※引用元:スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20250727-OHT1T51140.html?page=1
3番 中村君(3年)が値千金の先制3ランホームラン‼️
しかもカウント3-0から‼️
3-0なので、置きに行ったボールでストライクを入れてくると分かっていても、外れる可能性を考慮して普通は見送るものですが、あえて振り抜きました。
これぞ、アグレッシブベースボールの真骨頂です❗️
選抜王者から一挙3点を先制しました❗️
しかし、今度は横浜でした。
4回表の攻撃、1死2塁で打席は4番 奥村(頼)君(3年)。

※引用元:日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202507270001886.html
弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さる2ランホームラン‼️
2試合連続、そして今大会3本目のホームラン‼️
2点を返し、東海大相模に詰め寄ります‼️
そして、勢いに乗った横浜はその後、2死2塁で7番 江坂君(2年)がライトへのタイムリーツーベースヒット、8番 駒橋君(3年)がセンターへのタイムリーヒットで逆転に成功‼️
4-3とします。
5回にも5番 小野君(2年)、6番 池田君(2年)の2年生らの活躍もあり、3点を追加した横浜ですが、6回から東海大相模は、真打ちを投入します。

エース、福田君(3年)です。
今となっては少し珍しくなりましたが、ワインドアップから投げる投球フォームで、綺麗なフォームから150km/h級のボールを投げるプロ注目投手です。
点差は4点、東海大相模が勝つためには、エースである福田君が残りのイニングを0で抑え、チームに勢いを呼び込む必要がある、と私はその時思いました。
まさにそれを実現させるかの如く、福田君(3年)は6回と7回を3者凡退に抑え、味方の援護を待ちます。

※引用元:日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/photonews/photonews_nsInc_202507270002041-3.html
そして、やって来ました魔の8回。
私は昨年から横浜に対してそのように呼んでいるのですが、2023年の決勝(対 慶應義塾)と、2024年の決勝(対 東海大相模)は、いずれも8回に逆転されて敗れているんですよね。
ちなみに、2018年の夏の甲子園3回戦(対 金足農)でも、逆転を許したのは8回でしたね。
横浜にとって、8回はまさに鬼門です。
しかし、黄金世代とも呼べる今年の横浜は違いました。
ここまで好投してきた福田君(3年)を攻め立て1死満塁のチャンスを作ると、9番 代打の植村君(2年)がセンターへタイムリーヒットを放ち1点を追加します。
さらに、ここまでノーヒットの3番 主将の阿部君(3年)にも2点タイムリーヒットが生まれるなど、この回一挙4点を追加しました。
昨年は8回に4点を取られましたが、今年は4点を取り、見事1年越しにやり返しました。
故障の苦難を乗り越えてエースとして再びマウンドに上がった福田君(3年)でしたが、持ち堪えることが出来ませんでした。
再び勢いに乗った横浜は、最終回もきっちり抑えて11-3で勝利し、3年ぶり21回目の夏の甲子園出場を決めました❗️🎊





春夏連続で甲子園出場へ導いた主将の阿部君(3年)や、この試合でも強烈な2ランホームランを放った奥村(頼)君(3年)に注目されがちですが、私はこの試合のMVPは6番 池田君(2年)であると思いました。
池田君(2年)は、昨年の決勝で8回にマウンドへ上がり、同点打、そして逆転打を打たれ、これが決勝点となってチームは敗れました。
しかし、今年はこの決勝の舞台で3打数3安打1打点とバットで大活躍し、昨年打たれた相手に一矢報いる形となりました。
非常に素晴らしい活躍と、成長ぶりを見せました。👏
終わってみれば点差は付いたものの、かなりハイレベルな試合でした。
これだから、やはり神奈川県大会は行く価値がありますね。
ただ、横浜高校の試合も直近で結構観ましたし、一旦見納めにしようかなと思います。
千葉県在住なので、久々に千葉県大会か、それとも埼玉県大会か、あるいはオフピーク帰省して地元の秋田県大会にするか・・・。
まあ、それはおいおい考えることにしましょう❗️
以上、夏の高校野球神奈川県大会決勝の観戦記録でした❗️
実際に足を運んで試合を観て、考えたことや感じたことをまとめて記録する。
これこそ、まさに高校野球見聞録だな、と思いました。
今後も、こういった機会を増やしていきたいと思います。
さて、8/3(日)はいよいよ夏の甲子園の組み合わせ抽選会(第2回)です❗️
既に開幕ゲームは小松大谷(石川) vs 創成館(長崎)で決まっておりますが、2日目以降の組み合わせも決まります❗️
ドキドキ、ワクワク、楽しみで仕方ありません。☺️
それではまた、組み合わせが決定した頃にお会いしましょう❗️
最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️