
※引用元:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/秋田県立野球場#/media/ファイル:Stadium_view_of_Akita_Prefectural_Baseball_Stadium.jpg
皆様、こんにちは。
北瀬コウです。
夏の甲子園が閉幕しておよそ1週間が経ちました。
一つの大きな節目となりましたが、夏が終わってもまだまだイベントは目白押しです。
夏の甲子園ほど注目されていませんが、本日8/31(日)は、高校野球日本代表と大学日本代表の壮行試合が沖縄県で行われました。
結果は、8-1で大学日本代表の勝利となりました。
中盤までは3-1の接戦で、ヒットの数は高校日本代表が上回っていたのですが、7回に大学日本代表が猛攻を見せて突き放しました。
やはり先輩方は強いですねー。💪
私も2022年にZOZOマリンスタジアムで開催された時には、現地で観戦をしました。
当時は、浅野 翔吾(高松商→巨人)や、山田 陽翔(近江→西武)ら、甲子園のスター選手や、宗山 塁(明治大→楽天)、矢澤 宏太(日体大→日本ハム)といった大学のスター選手も見ることが出来ました。
他にも、開場前に大阪桐蔭(大阪)の西谷 浩一監督を目撃したり、後に侍ジャパンを世界一へ導いた栗山 英樹監督(当時)が激励に来ていたりと、著名人も訪れていました。
また東京か千葉あたりで開催されたら行きたいです。
さて、今年の夏の甲子園も終わったということで、再び我が地元、秋田県にフォーカスしていきましょう❗️
何故だか。少し懐かしい気持ちになりますね。(笑)☺️
帰って来た感があります。
別に帰省したわけでもないのに。(笑)
8/29(金)より、秋田県も秋季大会が開幕し、まずは一次予選がスタートしました。
昨年あたりからトーナメントのシステムが変わり、この1次予選では敗者復活ルールがあります。
色々とややこしいので簡潔に説明します。
一次予選の各ブロックを勝ち上がれば本戦へと進めますが、敗退した場合は敗者復活トーナメント、すなわち二次予選の各ブロックに振り分けられ、そのブロックトーナメントを制すると、本戦への出場権が得られます。
一次予選で敗退したら、二次予選のどこのブロックに振り分けられるか、これがシャッフルされている関係で、少々ややこしいんですよね。
ただ、「負けたら終わり」が多い高校野球で、こういった救済措置が取られるのは少々新鮮ですし、負けてもチャンスが残っているのは良いですね。
それでは、本日まで行われた一次予選の試合結果を振り返っていきましょう❗️
⚫︎金足農が大勝スタート、鹿角や明桜なども駒を進める。

はい、まずは組み合わせはこのようになっていました。
一次予選の各ブロックを勝ち抜いた8校、敗者が集う二次予選を勝ち抜いた8校の合計16校が、本戦への切符を手にします。
先日の夏の甲子園に出場した金足農は、湯沢に12-2(6回コールド)で、新チームの公式戦の初戦を白星で飾りました。
初回に2点を先制されますが、その後は立ち直って0を並べ、追加点を許しませんでした。
打線は4回を除くイニングで毎回得点を挙げ、10安打12得点の活躍でした。
上位の舞台でも、同様に打線が光ることに期待です。
湯沢
200 000 2
223 041× 12
金足農
その金足農に夏の地方大会の決勝で敗れた鹿角は、横手を相手に8-1と快勝しました。
2回終了時点で5点を挙げてペースを掴み、盤石な試合運びで勝利しました。
鹿角
140 000 003 8
000 000 001 1
横手
新体制になっても強さが衰えることはなさそうですね。
次戦は、大曲農をコールドで破った本荘との対決です。
そのほか、明桜や秋田南、連合チームの南部連合(西目・大農太田・六郷・増田)らも初戦を突破しています。
⚫︎秋田商、能代松陽など、夏の地方大会上位校が初戦を落とす波乱も。
夏の地方大会でベスト4の秋田商が、秋田に2-3で敗れました。
2回に2点を先制しますが、その後は追加点を上げることが出来ませんでした。
秋田は6回に同点に追い付くと、終盤8回に決勝点となる1点を挙げ、逃げ切りました。
秋田
000 002 010 3
020 000 000 2
秋田商
また、夏の地方大会ベスト8の能代松陽、大曲工、秋田西も初戦を落とし、二次予選入りとなりました。
能代松陽
000 000 000 0
000 000 01× 1
大館桂桜
大曲工
000 001 000 0
000 011 00× 2
湯沢翔北
秋田西
000 000 000 0
100 400 10× 6
秋田修英
⚫︎終わりに
さて、ここまでご紹介をしてきましたが、非常に深刻な問題があります。
それは、3年生の引退によってベンチ入りメンバーが20人に満たないチームが増えたことです。😱
私も昨年まではあまり細かく見ていなかったので、もしかしたら以前からこのような現状にあったのかもしれませんが、今回、記事の執筆のために深く調べた結果、驚きを隠すことが出来ませんでした。
2018年の春の選抜で、21世紀枠で出場した由利工は15人、かつては甲子園出場実績もあり、県の上位に勝ち上がることの多かった能代は16人、同じく県大会上位進出実績のある大曲が11人と、かつてない部員不足に陥っています。
その他にも、あと数年経過したらチームが成り立たなくなる可能性のある高校が多くあります。
これは非常に深刻です。🤔
年々野球人口は減少するのに、増加したり、連合チームが独立したりすることは一切ありません。
色々と事情があるんでしょうね。
少子化の拡大、物価高の影響で部活動が出来ない、県外で野球がやりたい、などなど。
私は個人的に、地元の高校や地元の選手たちが強敵を破り、躍進する姿にロマンを感じるタイプですが、皆がそうというわけではないのでしょうね。
来年の春を迎えれば新入生が入学し、部員数は増える想定ですが、これもあくまで一時的で、今のような時期になれば再び部員が少ない状況になるでしょう。
なんとかならないものでしょうか。🤔
7年前の金農旋風で、どれだけ地元に勇気、希望、元気を与えたことか。
今となってはすっかり風化してしまい、皆忘れてしまったのでしょうか。😢
今秋はなんとしてでも東北大会を勝ち抜いて、来年の春の選抜に秋田県から出場し、活躍する姿を見せてもらいたいものです。
秋田の高校野球に明るい未来が訪れてくれることを、ただただ祈るばかりです。
さて、暗い話で締めてしまいましたが、今回はここまでとなります。
本戦へ出場するのはどのチームになるのか、今後も注目していきましょう❗️
最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️