※引用元:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/秋田県立野球場#/media/ファイル:Stadium_view_of_Akita_Prefectural_Baseball_Stadium.jpg


皆様、こんにちは。

北瀬コウです。


まだまだ夏の暑い日が続いていますが、全国各地では秋季大会の熱戦が繰り広げられていますね。

そんな中、一昨年の夏の甲子園で優勝の慶應(神奈川)や、昨年の夏の甲子園で優勝、今年の夏の甲子園でベスト8の京都国際(京都)が敗退し、来年の春の選抜出場が絶望的となるなど、強豪校の敗退も散見されています。

春の選抜出場を懸けた大事な大会を落としてしまったことは非常に残念ですが、夏一本に絞って頑張ってもらいたいです。


さて、秋田県では秋季大会の一次予選が終了し、二次予選が行われました。

前回の記事でもご紹介しましたが、二次予選は、いわゆる敗者復活を懸けた予選となります。


悪天候の影響で順延もあった中ではありましたが、敗者から返り咲いたチームが決まり、本戦へ出場の16チームが出揃いました。

それでは、結果を振り返ってまいりましょう❗️


⚫︎二次予選の結果


※引用元:秋田県高等学校野球連盟
http://www.akita-koyaren.com


はい、このような結果となりました。

二次予選は、下段の方になります。


⚫︎秋田商が敗退、角館が3連勝で本戦へ。


昨年の秋季県大会で優勝、今年の夏の地方大会でもベスト4の秋田商が、一次予選と二次予選共に初戦敗退となるまさかの事態に。

二次予選では角館を相手に2回に1点を先制するも、追加点を挙げることが出来ませんでした。


対して、二次予選の初戦で横手清陵を破り、秋田商との対戦に臨んだ角館は、先制された直後に同点に追い付くと、中盤5回と終盤7回に2点ずつ挙げ、相手の反撃を許さず5-1で勝利しました。


角館
001 020 200  5
010 000 000  1
秋田商


勝てば本戦出場が決まる次戦でも、南部連合(西目・大農太田・六郷・増田)に13-2(8回コールド)で下しました。


角館
010  011 37  13
000 011 00   2
南部連合


直近では中々上位に上がれていなかった角館でしたが、敗者復活を経て今大会は躍進を遂げられるでしょうか❓

一方、秋田商は夏までの強力打線は一体どこへ行ってしまったのか❓と思ってしまうほど寂しい打線となってしまいましたね。😞

個人的には今大会一番の波乱だと思います。


⚫︎秋田南、大曲工、能代松陽なども本戦へ、秋田西は惜敗。


掲題に挙げた4校は、いずれも夏の地方大会ではベスト8であったチームです。

秋田南は、初回に3点を先制し主導権を握り、6回と7回にも追加点を挙げて勝利しました。

男鹿工は秋田南を上回る7安打を放つなど、終盤でも反撃を見せましたが、二次予選突破とはなりませんでした。


男鹿工
010  000 011   3
300 001  20×  6
秋田南


大曲工は、初戦の由利工との試合では4回から7回まで連続で得点を挙げるなど9-5で下すと、次戦の能代との試合では一時5点ビハインドの苦しい展開を見事に逆転し、6-5で勝利しました。

3回に5点を先制されますが、6回に2点を返し、最終9回に一挙4点を挙げて逆転に成功しました。


大曲工
000 002 004  6
005 000 000  5
能代


一次予選では無得点で敗れた能代松陽でしたが、二次予選では初戦の秋田高専に10-0(6回コールド)で勝利し、スロースタートな形で打線が奮起しました。

次戦の湯沢翔北との試合では、5回に3点を先制されますが、直後に7得点のビッグイニングを作り、そのまま逃げ切りました。


湯沢翔北
000 030 100  4
000 070 00×  7
能代松陽


一方、秋田西は初戦で大曲をシーソーゲームの末に8-5で勝利しましたが、次戦の大館桂桜との試合は両者二桁安打を放つ乱打戦に。

序盤の1回と2回にそれぞれ得点を挙げてリードするも、3回に逆転されました。


4回と6回にも追加点を許し点差が開きましたが、9回に一挙4点を挙げて逆転に成功します。

しかし、大館桂桜も直後に同点に追い付き、試合は延長線へ。

タイブレークにもかかわらず得点を挙げることが出来なかった秋田西は、大館桂桜にサヨナラを許し、惜しくも本戦出場とはなりませんでした。


秋田西
120 000 104 0   8
103 201  001 1×  9
大館桂桜


敗れはしましたが、秋田西は今年の春季大会から打線が非常に活発ですね。👍

その分、失点もやや多い印象ですが、どんなに点を取られても取り返す力には、何かロマンを感じます。

今年の春と夏の活躍も大いに目立っていましたが、来年の春以降もぜひ期待したいです。☺️


そのほか、由利、横手、大館鳳鳴も本戦出場を決めています❗️


⚫︎本戦の組み合わせ


※引用元:秋田県高等学校野球連盟
http://www.akita-koyaren.com


はい、二次予選も終了し、本戦の対戦カードも決定しました。

夏の地方大会ベスト8校が一時予選で敗れる展開もありましたが、なんだかんだで決して意外ではないラインナップとなりましたね。


順当に勝ち上がれば、夏の地方大会の決勝で対戦した金足農と鹿角が準決勝でぶつかります。

また、鹿角は準々決勝で能代松陽とぶつかる可能性が出てきました。

こちらも、夏の地方大会の準々決勝の再戦という形になります。


その能代松陽はまた新屋とやるのか・・・。

仲良いな。(笑)


明桜 vs 秋田修英も見てみたいですね。

私立同士の対戦ですが、一昨年の秋季大会では秋田修英が勝利しています。

準々決勝になりますが、果たしてこのカードは実現するのでしょうか❓


そのほか、秋田商と秋田南を破った秋田や、二次予選で唯一3勝を挙げて勢いに乗る角館も、個人的には不気味な存在であると見ています。


⚫︎終わりに


はい、ここまで色々とご紹介してきました。


当然、狙うは優勝ですが、まずはベスト4まで勝ち上がることですね。

準決勝で敗退しても、3位決定戦に勝利すれば、東北大会への出場権を獲得することが出来ます。


改めて対戦カードを見ますと、勝敗の読めない顔ぶれとなっており、非常に楽しみです。☺️

昨年の王者の秋田商が不在の中、今年はどのチームが勝ち上がってくるのでしょうか❓

本戦は、9/12(金)より開幕です❗️


最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️