※引用元:X まなむ様(@mnchan_1122)


皆様、こんにちは。

北瀬コウです。


連休ということで私も執筆の余裕があったため、昨日に続き連続投稿となります。

ちょうど秋田県では秋季大会の準々決勝も行われるということで、グッドタイミングで投稿が出来ました。


というわけで、熱戦が続く秋季高校野球秋田県大会は、ベスト4を懸けた準々決勝が行われました。

早速、結果を振り返ってまいりましょう❗️


⚫︎9/15 準々決勝の結果


※引用元:秋田県高等学校野球連盟
http://www.akita-koyaren.com


⚫︎秋田中央が秋田南を振り切り4強、私立対決は明桜が圧勝。


秋田中央は2回、無死満塁のチャンスを作ると、8番 佐々木(勇)(2年)がセンターへのタイムリーヒットを放ち先制すると、その直後もヒットと犠牲フライによって一挙5得点と、下位打線から上位打線にかけて一気に責め立てます。

秋田南は3回と7回に2点ずつ加え、追い上げを見せます。

4-6の2点ビハインドで迎えた9回ウラ、1死1、3塁で2番 髙橋(侑)(2年)がライトへタイムリーヒットを放ち、1点差まで詰め寄りますが、反撃もここまでとなりました。


秋田中央
050 100 000  6
002 000 201  5
秋田南


私立対決となった明桜 vs 秋田修英の一戦は、14-1(7回コールド)で明桜が力の差を見せ付けました。

序盤の3回までに4点を挙げて試合の主導権を握ると、中盤4回と5回には2点ずつ、更に7回には打者一巡の猛攻で6点を挙げました。


明桜に15安打を打たれ、5つのエラーも響いた秋田修英は、6回に2番 喜屋武(1年)のレフトへのタイムリーヒットで1点を返しますが、僅か2安打と、打線が奮いませんでした。


明桜
211  022 6  14
000 001 0   1
秋田修英


⚫︎秋田と鹿角が共にサヨナラで敗退。


続いて、さきがけ八橋球場で行われた2試合です。

夏の甲子園出場の金足農と、今大会躍動している秋田との注目対決は、金足農に軍配が上がりました。


秋田は初回、2死1、2塁で5番 水沢(2年)がセンターへの2点タイムリーツーベースヒットで先制すると、2回にも更に1点を追加し、金足農のエース 斎藤(2年)の立ち上がりを攻めます。

しかし、秋田はこの試合6エラーと、守りのミスが大きく響きました。

2回ではエース 工藤(2年)に、3回と7回ではサードの鎌田(2年)にエラーが生じ、各イニングで失点に絡む形となってしまいました。


更に、4-4の同点で迎えた9回ウラでは、エース 工藤(2年)の2度の暴投により、四球で出塁させていたランナーを3塁まで進められる事態に。

1死3塁で金足農の主砲、4番 鶴田(2年)がセンターへのタイムリーヒットを放ち、サヨナラでゲームは決しました。


秋田
210 010  000   4
012 000  101×  5
金足農


夏の地方大会準々決勝以来の再戦となった鹿角 vs 能代松陽の一戦でしたが、試合はロースコアの接戦に。

試合が動いたのは、5回ウラの能代松陽の攻撃、無死1、3塁のチャンスで2番 小笠原(2年)がショートゴロの併殺となりますが、その間に3塁ランナーが生還して1点を先制します。


しかし7回表、鹿角が無死1、2塁のチャンスで得意の機動力を仕掛けます。

これが能代松陽のキャッチャー 市川(湊)(1年)の送球ミスを誘って2塁ランナーが生還し、同点に追い付きます。


試合は1-1のまま延長戦へ突入します。

10回表、鹿角はタイブレークによって既に出塁している2人のランナーをダブルスチールで動かし、これが見事に成功します。

無死2、3塁の場面で5番 庄司(2年)がライトへ犠牲フライを放ち、貴重な追加点を挙げるも、能代松陽がこの1点で踏ん張ります。


そして10回ウラ、能代松陽の9番 清水(1年)がサードへ打球を飛ばしますが、ここで鹿角に守りのミスが生じ、2塁ランナーが同点のホームを踏みます。

その後1死満塁となりますが、3番 市川(湊)(1年)の打席で鹿角のキャッチャー 戸嶋(2年)がまさかのパスボール。

3塁ランナーが生還し、能代松陽がサヨナラで鹿角を下し、夏のリベンジを果たしました。


鹿角
000 000 100 1   2
000 010 000 2×  3
能代松陽


⚫︎終わりに


以上、準々決勝の結果でした❗️

これで、次の準決勝のカードは、


金足農 vs 能代松陽

明桜 vs 秋田中央


ということになりました。


金足農は、秋田の6エラーが無ければ、負けていたかもしれない試合でした。

エースの斎藤君(2年)が立ち上がりを攻められる苦しい展開でしたが、なんとか鬼門を突破しました。


能代松陽は、今大会は背番号18を背負う佐藤(憂)君(2年)が7回を投げて1失点10奪三振と、復活の投球を披露しましたね。

夏も鹿角を相手に結果が出ず、悔しい敗戦となりましたが、個人としてもチームとしてもリベンジを果たす勝利になったと思います。


明桜は、予選から4-0、7-1、8-0、14-1と、尻上がりに攻撃力が増していますね。

4試合で失点が僅か2、エラーも予選の大館鳳鳴戦の2つのみで、それ以外の試合はノーエラーと、守りも非常に安定しています。

数字で見ると本当に素晴らしいのが明桜です。


そして秋田中央は、ここまで決して楽な勝ち方をしているわけではありませんが、秋田南という大きな壁を破り、2023年の夏以来の県大会ベスト4となりました。

その当時、準決勝で敗れた時の相手が、明桜でしたね。

シーズンは異なりますが同じ準決勝、同じ対戦相手ということで、こちらのカードにも注目です。


東北大会へ出場出来るのは、4分の3です。

出場権を勝ち獲るのは、そして今年の秋の王者はどのチームになるのでしょうか❓

準決勝は9/20(土)、3位決定戦と決勝は9/21(日)に行われます❗️


最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️