皆様、こんにちは。

北瀬コウです。


久々の投稿になります。

サボっていないと言ったら嘘になりますが、本記事を作成するために下準備はきちんとやっていましたよ。


しばらく投稿していなかった期間、野球界では多くのことがありましたね。

国内ではドラフト会議が行われ、注目選手らが各球団から指名されたり、福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズを制し日本一に輝いたり・・・。

またメジャーリーグでは、ロサンゼルスドジャースがワールドシリーズを連覇し、山本 由伸がMVPに選出されました。


高校野球はやはり夏が一番面白いですが、高校野球以外の面では、この時期がイベントが盛りだくさんで非常に面白いです。

ただ、高校野球だって今の時期も面白い❗️

そこで今回は、全国各地の秋季地区大会が終了したということで、来年の春の選抜出場校(一般枠)を地区ごとに予想していきたいと思います❗️

また、各地区に神宮枠が与えられた場合の出場校も併せて予想します❗️


⚫︎北海道地区 1枠


 ◎北照(北海道) → 当確
 ▲白樺学園(北海道) → 厳しい


北海道は例年1枠のため、北海道大会を制した北照が選抜出場当確です。

白樺学園は、北照が神宮王者となれば神宮枠が与えられて出場が濃厚となりますが、現状としては厳しいです。

まあ、いつものことですので深く考えるまでもありませんね。


⚫︎東北地区 3枠


 ◎花巻東(岩手) → 当確
 ○八戸学院光星(青森) → 
当確
 △東北(宮城) → 
濃厚
 ▲聖光学院(福島) → 
厳しい


東北地区の予想は前回の記事でも記載しましたが、改めてご紹介します。

東北大会決勝へ進出した、花巻東(岩手)と八戸学院光星(青森)の2校は当確です。

残り1枠を準決勝敗退の東北(宮城)と聖光学院(福島)で争う形となりますが、東北(宮城)が濃厚であると予想します。


一番の決め手は、やはり準決勝で聖光学院(福島)が八戸学院光星(青森)に0-7の大差で敗れたことです。

対して東北(宮城)は、王者となった花巻東(岩手)に1-4と善戦していました。


また東北(宮城)は、東北大会初戦から準決勝までの3試合で33安打17得点と、打線が非常に活発でした。

これは聖光学院(福島)の3試合で25安打13得点を上回るため、東北(宮城)の方が評価されると言っても過言ではありません。

したがって、東北第3代表は東北(宮城)です。


⚫︎関東・東京地区 6枠


 ⚫︎関東地区
  ◎山梨学院(山梨) → 
当確
  ○花咲徳栄(埼玉) → 
当確
  ○専大松戸(千葉) → 
当確
  ○佐野日大(栃木) → 
当確

  △横浜(神奈川) → 
厳しいかも
  △浦和学院(埼玉) → 
厳しいかも
  ▲甲府工(山梨) → 
厳しい
  ▲駿台甲府(山梨) → 
厳しい

 ⚫︎東京地区
  ◎帝京(東京) → 
当確
  △関東一(東京) → 
濃厚かも


関東・東京の出場枠は6です。

内訳としては関東が4枠、東京が1枠、残りの1枠は比較の末にどちらかに設けられることになっています。

関東はベスト4以上の山梨学院(山梨)、花咲徳栄(埼玉)、専大松戸(千葉)、佐野日大(栃木)は当確です。


また東京は、帝京(東京)が関東一(東京)を下し、2011年夏以来の甲子園出場を当確としました。

残る1枠は非常に難しい予想ですが、結論として関東一(東京)が濃厚ではないか、と考えています。


甲府工(山梨)と駿台甲府(山梨)の2校は、いずれも関東大会準々決勝をコールドで敗れているため、除外します。

となりますと、横浜(神奈川)、浦和学院(埼玉)、関東一(東京)の3校による出場権争いとなります。

関東一(東京)は、東京都大会の1回戦から準決勝までの5試合をコールドで勝利しており、地域性の面での選出を凌駕するほどの影響力を持っているのではないか、と見ています。


地域性を重視するならば、横浜(神奈川)でしょう。

しかし、関東一(東京)のような顕著な実績は見られないため、選考委員会がどちらを重視するかが焦点となりそうです。


浦和学院(埼玉)については、花咲徳栄(埼玉)が当確としている以上、地域性はアピール出来ませんし、関東一(東京)のような顕著な実績も見られないため、2校よりは厳しい立場にあると思います。

したがって、関東一(東京)>横浜(神奈川)>浦和学院(埼玉)の序列が出来るため、6枠目は関東一(東京)、神宮枠が与えられれば横浜(神奈川)、といった展開になるのではないでしょうか。


⚫︎北信越地区 2枠


 ◎帝京長岡(新潟) → 当確
 ○日本文理(新潟) → 当確
 ▲敦賀気比(福井) → 
厳しい
 ▲星稜(石川) → 
厳しい


2014年以来選抜出場が無かった新潟県でしたが、来年は帝京長岡(新潟)と日本文理(新潟)のアベック出場が濃厚となりました。

出場枠は2ということで、敦賀気比(福井)と星稜(石川)は厳しい状況ですが、帝京長岡(新潟)が神宮王者となれば、神宮枠でどちらかが出場することが出来ます。

両校とも北信越大会の準決勝は1点差で敗れる接戦を繰り広げましたが、個人的には日本文理(新潟)を相手に最終回で4点を挙げて1点差に詰め寄り、粘りを見せた敦賀気比(福井)が濃厚になるのでは、と考えています。


⚫︎東海地区 3枠


 ◎中京大中京(愛知) → 当確
 ○三重(三重) → 
当確
 △大垣日大(岐阜) → 
濃厚
 ▲聖隷クリストファー(静岡) → 
厳しい


中京大中京(愛知)と三重(三重)の出場当確はもはや考えるまでも無いですね。

そして第3代表は、東北地区と同様に明暗が分かれる結果となりました。


大垣日大(岐阜)は東海大会の準決勝で、東海王者となった中京大中京(愛知)に4-6の接戦でしたが、聖隷クリストファー(静岡)は三重(三重)に2-10(7回)コールドで敗れる展開に。

注目左腕 高部(2年)がまさかの13安打10失点を喫し、選抜出場は厳しいものとなりました。

とはいえ、中京大中京(愛知)が神宮王者となれば光明が差す形となるでしょう。


大垣日大(岐阜)と聖隷クリストファー(静岡)といえば、記憶に新しい2022年の逆転選考がありましたね。

東海地区の出場枠が2であった当時、東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)ではなく、ベスト4の大垣日大(岐阜)を選出し、騒動となりました。

聖隷クリストファー(静岡)を選出して当時の騒動を完全に水に流すという考え方もありますが、実際にそのようにする可能性は流石に無いでしょう。


⚫︎近畿地区 6枠


 ◎神戸国際大付(兵庫) → 当確
 ○智弁学園(奈良) → 
当確
 ○滋賀学園(滋賀) → 
当確
 ○大阪桐蔭(大阪) → 
当確
 △東洋大姫路(兵庫) → 
濃厚
 △橿原学院(奈良) → 
濃厚
 ▲近江(滋賀) → 
厳しい
 ▲天理(奈良) → 
厳しい


さて、全国屈指の激戦区である近畿地区ですが、上位4校は当確と見て良いでしょう。

問題は、残りの2枠がどうなるかが非常に難しいということです。

私は、上記のように予想しました。


まず、大阪桐蔭(大阪)に0-10(6回コールド)の大差で敗れた天理(奈良)は除外出来ます。

近江(滋賀)も、初戦で市尼崎(兵庫)を9-1(7回コールド)で勝利していますが、準々決勝の滋賀学園(滋賀)との同県対決で敗れています。

1点差の接戦であったとはいえ、東洋大姫路(兵庫)と橿原学院(奈良)との比較や地域性の観点から、近江(滋賀)も厳しいのではないか、と考えました。


対して、東洋大姫路(兵庫)は初戦で和歌山1位の近代新宮(和歌山)に4-1で勝利していることや、準々決勝で智弁学園(奈良)に5-6の接戦であったことはプラス評価です。

また、橿原学院(奈良) も同様に、初戦で京都1位の龍谷大平安(京都)を3-2で勝利し、神戸国際大付(兵庫)に敗れはしたものの、スコアは0-3と、差は広がってはいませんでした。


したがって、出場権は東洋大姫路(兵庫)と橿原学院(奈良)に渡ると予想します。


⚫︎中国地区 2枠


 ◎崇徳(広島) → 当確
 ○高川学園(山口) → 
当確
 ▲下関国際(山口) → 
厳しい
 ▲倉敷商(岡山) → 
厳しい


中国地区は2枠ということで、中国大会決勝へ進んだ崇徳(広島)と高川学園(山口)の2校が当確であると予想します。

もし崇徳(広島)が神宮枠を勝ち取った場合は、中国大会準決勝でコールドで敗れた倉敷商(岡山)よりも、1点差の接戦で敗れた下関国際(山口)の方が濃厚かと思います。


地域性も考慮して倉敷商(岡山)を推したいところではありますが、あまりにも結果に差が出てしまったので難しいでしょう。

いずれにせよ、現状は両校とも選抜出場は厳しいです。


⚫︎四国地区 2枠


 ◎英明(香川) → 当確
 ○阿南光(徳島) → 
当確
 ▲藤井(香川) → 
厳しい
 ▲明徳義塾(高知) → 
厳しい


四国地区も出場枠は2のため、北信越地区と中国地区同様に、決勝へ進んだ英明(香川)と阿南光(徳島)が選抜出場当確でしょう。

そして神宮枠が与えられた場合の話ですが、これがまた非常に難しいですね。


藤井(香川)と明徳義塾(高知)は、いずれも四国大会準決勝は1点差で敗れています。

先程の中国地区の時と同様に、地域性で見れば明徳義塾(高知)を推したいところではありますが、明徳義塾(高知)は四国大会2試合で4得点と、やや物足りなさを感じます。


対して、藤井(香川)は2試合で11得点、敗れた準決勝でも延長戦にもつれ込む熱戦を繰り広げました。

したがって、神宮枠が与えられた場合は藤井(香川)が優勢になるのではないか、と思います。


⚫︎九州地区 4枠


 ◎九州国際大付(福岡) → 当確
 ○長崎日大(長崎) → 
当確
 ○熊本工(熊本) → 
当確
 ○神村学園(鹿児島) → 
当確
 ▲日本ウェルネス沖縄(沖縄) → 
厳しい
 ▲小林西(宮崎) → 
厳しい
 ▲沖縄尚学(沖縄) → 
厳しい
 ▲長崎西(長崎) → 
厳しい


九州地区は4枠ということで、当確ラインであるベスト4以上へ勝ち上がった上記4校で決まりでしょう。

ただ、こちらも神宮枠が与えられた場合は、選出が非常に難しくなってきます。


結論として、私は日本ウェルネス沖縄(沖縄)になるのではないか、と予想します。

小林西(宮崎)と沖縄尚学(沖縄)はいずれも九州大会時の得点力に物足りなさがあり、その点で見れば日本ウェルネス沖縄(沖縄)と長崎西(長崎)が優勢です。


この2校はいずれも九州大会の準々決勝で5点差で敗れており、日本ウェルネス沖縄(沖縄)は、初戦は延長戦にもつれ込むも7得点を挙げて勝利、長崎西(長崎)は初戦を9得点を挙げてコールドで勝利しているなど、どちらも選考にはプラスの評価に値する結果を残しています。

非常に互角ではあるのですが、長崎日大(長崎)が選抜出場当確ラインにいることを踏まえた地域性の面や、準々決勝は無得点に終わった長崎西(長崎)よりも、反撃の1点を挙げている日本ウェルネス沖縄(沖縄)の方が僅かに優勢になるのではないでしょうか。


⚫︎終わりに


さて、ここまで予想してきましたがいかがでしたでしょうか❓

あくまで一個人の考えでありますので、賛否はあると思います。

皆様の予想も聞いてみたいものです。☺️


また、神宮大会の組み合わせが既に決まっており、帝京(東京)が東京地区代表に決まった本日、ついに顔ぶれが出揃いました❗️


※引用元:日本学生野球協会HP
https://www.student-baseball.or.jp/system/prog/bracket.php?m=pc&e=jingu&s=2025&d=highschool&k=all


私は17日(月)の準決勝と、19日(水)の決勝を観に行く予定です。

順延にはならないで欲しい。🙏

既に参加する予定だった草野球が2度も中止になっているので、天候運はあまり良くない状況です。😞


さあ、いよいよ第56回明治神宮野球大会が来週の14日(金)より開幕します。

秋の日本一はどのチームになるのでしょうか❓


最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️