
※引用元:秋田魁新報電子版
https://www.sakigake.jp/news/article/20250922AK0003/
皆様、こんにちは。
北瀬コウです。
若干ですが、涼しくなってきましたね。
特に朝は空気がひんやりしていた日もあり、通勤時はあまり汗もかかず、比較的楽になりました。☺️
汗といえば、他人の汗臭い匂いって本当に嫌ですよね。🤢
私は通勤時は満員電車なのですが、中年のおっさんどもの何にも対策をしていないと言わんばかりのキツい匂いには、いつも憤りを感じます。
暑いんだから汗をかいて匂いが出るのは仕方ないと思っているのでしょうか。
あるいは、自分は問題無いとでも思っているのでしょうか。
いや、ガッツリ臭いから消えてくれ。👎
汗をかくことは仕方ないにせよ、ケア用品は普通にスーパーやコンビニに売っているわけですから、買って使えよって話ですよね。
何故使わないのかと、いつも思います。
臭い、デリカシーが無い、常識が無い、にもかかわらず自分はまともな人間であると勘違いして、当たり前のように空気を吸って生きているなんて、本当におかしな話です。
世も末ですね。😤
さて、本題に入りましょう。
秋季高校野球秋田県大会も閉幕したということで、今回は大会の総括をしてまいります。
⚫︎夏ベスト4の秋田商が今大会は1勝も出来ず。

2年夏からエースナンバーを背負う佐藤(颯)(2年)
※引用元:秋田魁新報電子版
https://www.sakigake.jp/news/article/20250718AK0038/
夏は県内最強とも言える強力打線でベスト4まで勝ち上がった秋田商でしたが、今大会は一次予選と二次予選(敗者復活トーナメント)で共に初戦で敗れました。
昨年の秋は県王者でもあった秋田商、まさに今大会の大波乱と言っても過言ではありません。
何よりも打線が奮わなかったことが要因でしょう。
一次予選の秋田との試合は5安打2得点、二次予選の角館との試合は6安打1得点と、非常に物足りなさがありました。
前チームからの主力である佐藤(颯)君(2年)、松橋君(2年)、齋藤君(2年)、金野君(2年)らがいる以上、ポテンシャルは十分にあるチームだと思います。
オフシーズンにかけてみっちりと鍛え直してもらい、来年の春にどれだけ成長しているか、注目です。
⚫︎部員16人の古豪が復活の兆しを見せる。

力投する秋田のエース 工藤(2年)
※引用元:日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202509120001604.html
夏の甲子園の前身である、全国中等学校優勝野球大会の記念すべき第1回大会で準優勝した秋田。
春夏通算24度の甲子園出場経験を誇る古豪も、少子化や野球人口減少の影響もあり、ベンチ入りメンバーは20人に満たず16人に。
また、公式戦は2021年の夏と秋にそれぞれ県でベスト8へ進出したものの、それ以降はベスト8を超える結果が出ていませんでした。
しかし、今大会は一次予選で秋田商、秋田南の強豪を破って本戦へ進出すると、続く大館桂桜との試合も延長戦で打線が爆発し、結果的に13-6と大差を付けて勝利しベスト8進出を果たすなど、目立った活躍を見せました。
本戦の準々決勝の金足農戦では4-5でサヨナラ負けを喫するも、夏の甲子園出場校を相手に最後まで分からない接戦を繰り広げました。
まずはこの秋で一つ結果を出しましたが、それに満足することなく、精進してもらいたいです。
⚫︎1年生の「ドカベン」が投打で躍動、今後の成長に期待。

秋田南のドカベン 鈴木(1年)
※引用元:X チョコパン様(@smalto19)
県大会上位常連の秋田南に、期待の新星が現れました。
その名も、鈴木 快君(1年)です。
特徴的なのは身長180センチ、体重110キロの大きな身体です。
長打力のある打撃に加え、その外見によらず投手もこなす二刀流の選手です。
今大会でもファーストとして試合に出場しつつ、マウンドに上がる場面もありました。
本戦の初戦で対戦した秋田工との試合では、2点ビハインドの3回からマウンドへ上がり、7回を投げて6安打1失点の好投。
その間にチームは逆転し、勝利に大きく貢献しました。
また、準々決勝の秋田中央との試合でも、先発の大泉君(1年)が初回から5失点と炎上した中で、2回からマウンドへ上がり、8回を投げて6安打1失点と、秋田中央の打線の勢いを止める好投を見せました。

投手としてのポテンシャルも非常に高い。
※引用元:X チョコパン様(@smalto19)
まだ1年生ですが、素材はまさにプロレベルと言っても良いでしょう。
今後の活躍に期待したいです。
⚫︎東北大会出場3校の総括
前回の記事の締めでも簡単に記載しましたが、改めてということで。
まず第3代表決定戦を突破した秋田中央は、エース左腕 佐々木(勇)君(2年)が今大会をほぼ1人で投げ抜く活躍が光りました。

佐々木(勇)(2年)は今大会をほぼ1人で投げ抜いた。
※引用元:X チョコパン様(@smalto19)
それに対して打線も6試合で52安打、1試合平均で8.6本打っており、まさに投打が噛み合っていました。
打線を牽引しているのは、3番を打つ澤田君(1年)です。
秋田市立桜中の出身で、中学3年時であった昨年は全国大会でベスト4の実績があります。
今大会は比較的顕著な活躍が見られたわけではありませんでしたが、1年生から中軸を担い、マルチ安打を放つ試合も複数ありました。

秋田中央の巧打者 澤田(1年)
※引用元:X チョコパン様(@smalto19)
チームの課題としては、やはりエースである佐々木(勇)君(2年)に頼り過ぎている印象が強いため、特に控え選手らの底上げが必要かと思います。
とはいえ、能代松陽を破って2013年以来の久々の東北大会出場を決めたことはお見事でした。
続いて金足農ですが、前回の記事にも記載した通り、夏の甲子園を経験したメンバーが多く残っているため戦力が落ちておらず、決勝までは比較的安定した試合運びが出来ていました。
また、前チームの薮田君(3年)の似たタイプで、4番を担う鶴田君(2年)が新戦力として機能したことも、戦力が落ちなかった要因の一つとして数えても良いでしょう。

打線のキーマンである金足農 鶴田(2年)
※引用元:47NEWS
https://www.47news.jp/13187131.html
1次予選から3試合連続でコールド勝ちを収めてはいますが、やはり相手のランクが上がると、あるいは相手投手のランクが上がると打線がしぼんでしまうことは課題ですね。
現時点では、八戸学院光星(青森)や仙台育英(宮城)、聖光学院(福島)といった、もはや名の知れた精鋭チームが東北大会の出場を決めています。
こういったチームに屈しないためにも、打撃力が最重要課題となりそうです。
最後に明桜ですが、一次予選からの勝ち上がりを数字で見ても非常に安定しており、流石とも言うべき結果でした。
一次予選の初戦では4-0と、攻撃面にやや硬さが見られたかと思われましたが、その後は勢いが出始め、本戦では初戦から準決勝までの3試合をコールドで勝利しました。
また、失点は6試合で3、各試合を1失点以内に抑えており、非常に守りが固いです。
原動力となっているのは、エース 内村君(2年)の好投と、1年生から正捕手を務める秀崎君(2年)の巧みなリードです。

エース 内村(2年)は金足農を1安打完封に抑えた。
※引用元:バーチャル高校野球
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/photo/AS20250922004590.html
ただ、金足農と似て明桜も、相手のグレードが上がると県大会で見せた持ち味が発揮出来ないケースが過去に見られているため、なかなか安定した試合運びが出来ないんですよね。
また、2022年の秋季東北大会では、八戸工大一(青森)との試合で9回に5点差を逆転されてサヨナラ負けを喫したことや、翌年の同大会では、弘前学院聖愛(青森)との試合で9回に3点差を追い付かれ、延長線で力尽きるなど、勝てる試合で勝てないこともありました。
同じ轍は踏んで欲しくないですね。
頼みますよ、明桜。
⚫︎終わりに
以上、秋季高校野球秋田県大会の総括でした。
波乱あり奮起ありの、色々と変化のあった大会になりましたね。
春の選抜出場が懸かっているため非常に大事な大会であるとはいえ、まだ秋です。
冬場のトレーニングを乗り越えて、来年の春にはどのような変化が起こっているのか、楽しみです。
さて、東北大会出場を決めた3校は、10/9(木)より岩手県にて決戦に臨みます。
組み合わせ抽選会は10/1(水)に行われますので、即日対戦カードをご紹介する予定です。
それでは、また次回の投稿をお楽しみに❗️
最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️