※引用元:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20251009/k00/00m/050/199000c


皆様、こんにちは。

北瀬コウです。


先日はメジャーリーグについて軽くお話しをさせて頂きました(主に大谷 翔平の話題でした)が、プロ野球の方でもポストシーズンとして、クライマックスシリーズが開幕しました。

日本シリーズ出場を懸けて、セ・パ両リーグの上位が熾烈な争いを繰り広げます。


私は、昨年の横浜DeNAベイスターズが日本一に輝いたことが、今でも印象に残っています。

セ・リーグ3位でレギュラーシーズンを終え、三浦監督がファンの前で謝罪をする、なんてこともありました。


しかし、そこからクライマックスシリーズで2位の阪神と1位の巨人を破る下剋上を果たし、日本シリーズ進出を決めました。

日本シリーズでは、91勝49敗と圧倒的な力でパ・リーグ優勝を果たしたソフトバンクに、開幕2連敗からの4連勝で、見事日本一に輝きました。

まさに、プロ野球史に残る出来事でした。


2017年の日本シリーズでも対戦があった両チーム。

その時は、ソフトバンクがDeNAを4勝2敗で破って日本一に輝きましたが、今回は逆にDeNAが4勝2敗でソフトバンクを破りました。

2017年の戦績を知っているからこそ、昨年のDeNAの日本一は奇跡的、感動的な快挙と言えるのです。


今年はどうなるのでしょうか❓

個人的には、日本ハムに期待しています。


新庄政権発足時はチームが低迷していた時期もありましたが、今では見違えるほど強くなりました。

ぜひ注目していきたいです。


さて、高校野球では10/9(木)より秋季東北大会が開幕しました❗️

我らが秋田県勢を中心に、結果を振り返ってまいりましょう❗️


⚫︎金足農(秋田②)が8強、完封リレーで東海大山形(山形②)を下す。



共に県大会準優勝校同士の対決となったこの一戦。

金足農(秋田②)は、初回から東海大山形(山形②)のエース左腕 花輪(2年)の立ち上がりを攻めて無死満塁のチャンスを作ります。


期待の4番 鶴田(2年)が三振に倒れるも、続く5番 武藤(2年)がセンターへの2点タイムリーヒットを放ち、先制します。

2回にも9番 本城(2年)のスリーベースヒットでチャンスを作ると、守備のエラーの間に1点を追加し、序盤から主導権を握ります。


金足農(秋田②)の先発は背番号10の杉本(2年)。

初回から安定した投球で3回を投げて1安打無失点に抑え、エースの斎藤(2年)にバトンを繋ぎます。


マウンドを託された斎藤(2年)も、5回を投げて僅か2安打に抑える快投を見せ、東海大山形(山形②)打線を封じ込めます。

8回には斎藤(2年)が自らタイムリーヒットを放つなど、2点を追加した金足農(秋田②)、最終回はショート兼投手の武藤(2年)が抑えのマウンドに上がり、無失点でゲームセット。


最終回でマウンドに上がった金足農(秋田②) 武藤(2年)
※引用元:日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/photonews/photonews_nsInc_202510090001458-2.html


見事完封リレーを達成し、ベスト8へ駒を進めました。


勝利後、校歌を全力で歌う金足農(秋田②)。
※引用元:日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/photonews/photonews_nsInc_202510090001458-1.html


⚫︎東北の雄に挑んだ秋田中央(秋田③)、14失点大敗。



夏の甲子園ではベスト16、新チームとなっても戦力が落ちることなく、圧倒的な力で宮城県大会を制した仙台育英(宮城①)。

その仙台育英(宮城①)に挑んだ秋田中央(秋田③)でしたが、0-14と完敗でした。


秋田中央(秋田③)の先発は、エース左腕の佐々木(勇)(2年)。

初回からピンチを招くも、なんとか無失点で切り抜けます。


しかし、続く2回もピンチを迎えますが、踏ん張り切れず1番 倉田(2年)、2番 田山(2年)に連続タイムリーヒットで2点を先制されます。

秋田中央(秋田③)も初回と2回に得点圏にランナーを進めますが、あと1本が出ず無得点に。

結果として、僅か3安打に抑えられてしまいます。


4回にも2点を追加した仙台育英(宮城①)は5回、2死満塁の場面で2番 田山(2年)がライト柵越えの満塁ホームランで一気に突き放します。


満塁ホームランを放った仙台育英(宮城①) 田山(2年)
※引用元:日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/photonews/photonews_nsInc_202510100000500-1.html


グラウンド整備後の6回にも勢いが止まらず、6点を追加した仙台育英(宮城①)、大量14得点でコールド勝ちを収めました。


⚫︎明桜(秋田①)は終盤に逆転を許し敗退、2022年以来のリベンジとはならず。



明桜(秋田①)にとっては非常に悔しい敗戦となりました。

初回、2死2塁のチャンスで4番 池川(2年)が初球を叩きレフトへのタイムリーヒットで1点を先制します。


その後は、両先発エースによる投手戦となり、ゼロ行進が続きます。

次の1点がどちらに入るかが、勝負の決め手となると予想される中、7回に明桜(秋田①)が1死1、3塁のチャンスで9番 金澤(2年)がセンターへ犠牲フライを放ち1点、貴重な追加点を挙げます。


明桜(秋田①)の勝利がグッと近付いたと思われましたが、8回に八戸工大一(青森②)が執念を見せます。

1死から1番 小島(2年)、2番 砂(空)(2年)、3番 藤ヶ森(2年)の連続ヒットで満塁のチャンスを作ると、ここまで好投するも2点を失ったエースで4番の亀井(2年)が、センターへの2点タイムリーヒットを放ち、同点に追い付きます。


同点を許し、マウンドに集まる明桜(秋田①)守備陣。
※引用元:秋田魁新報電子版
https://www.sakigake.jp/news/article/20251011AK0008/


さらに、2死から再び満塁の場面で7番 砂(唯)(1年)がセンターへのタイムリーヒットで1点を追加し、見事逆転に成功します。

差は僅か1点、なんとか追い付きたい明桜(秋田①)でしたが、最終回で2死3塁のチャンスを作るも、7番 秀崎(2年)が空振り三振に倒れゲームセット。

2022年の秋季東北大会以来の再戦となりましたが、明桜(秋田①)は前回と同様に逆転負けを喫しました。


試合終了後、ベンチに引き上げる明桜(秋田①)の選手たち
※引用元:秋田魁新報電子版
https://www.sakigake.jp/news/photo/20251010AK0005/1/


⚫︎その他の結果


その他の試合結果をピックアップし、コンパクトにまとめていきます。



初戦で青森山田(青森③)を破った盛岡中央(岩手③)でしたが、聖光学院(福島①)に1-9(7回コールド)で敗れました。

3回に1点を先制しますが、4回に同点に追い付かれると、5回には6失点を浴びるなどし、2回戦敗退です。



八戸学院光星(青森①)は、7回に3番 新谷(翔)(2年)に3ランホームラン、8回に7番 佐々木(2年)にソロホームランが飛び、一関学院(岩手②)に5-1で快勝しました。

県大会を通じて、終盤に得点を挙げる傾向が非常に強いですね。



花巻東(岩手①)は、夏の甲子園でも好投した萬谷(2年)が野手として出場し、初回と7回にそれぞれ犠牲フライを放ち、2打点を挙げました。

投手は萬谷(2年)を温存しつつも、甲子園常連の鶴岡東(山形③)を2安打に抑え、7-0(7回コールド)で下しました。


⚫︎終わりに


まずは秋田県勢3チームの皆さん、初戦お疲れ様でした。👏

秋田中央(秋田③)はもはや仕方ないですね。

力の差があり過ぎました。

冬場にしっかり鍛えていくしかないです。


明桜(秋田①)は本当に勝って欲しかった。😢

同じ相手に再び逆転負けとは・・・。

「歴史は繰り返す」とは、まさにこのことですね。


以前の記事でも記載しましたが、明桜は過去の傾向から、県内では攻守に渡って非常に安定しているのですが、これが東北大会や甲子園等の舞台になると同様の展開に持って来れないんですよね。

これでは、またアンチが騒ぎ出しますよ。

なんとかしてくれい。🙏


そして金足農(秋田②)、2年ぶりのベスト8進出、よくやりました。👏

投手陣の完封リレーが特に素晴らしかったです。


打線が課題と言われ続けていましたが、この試合は10安打と、活発でしたね。

しかし、その陰に14三振という数字があったこと、北瀬は見逃していませんよ❓


次戦は八戸学院光星(青森①)、ここを越えなければ選抜出場は見えてきません。

秋田県勢の最後の砦として、頑張って下さい❗️


さて、これでベスト8が出揃いました❗️

準々決勝の対戦カードです。


⚫︎準々決勝

 聖光学院(福島①) vs 仙台育英(宮城①)

 金足農(秋田②) vs 八戸学院光星(青森①)

 日大山形(山形①) vs 東北(宮城②)

 八戸工大一(青森②) vs 花巻東(岩手①)


北信越大会ではベスト8中、石川県勢と新潟県勢が3校ずつ勝ち残っていて、勢力に偏りがある中、東北はバランスが良いですね。

未だ全滅している県はありません。

しかし、秋田、岩手、山形、福島は各1校のみ、ということで、最後の砦に勝利を祈る形となっています。🙏


本来であれば、本日12日(日)に行われる予定でしたが、雨天のため明日に順延となりました。

しっかりとコンディションを整え、明日は良いパフォーマンスを発揮してもらいたいものです。


勝てば春の選抜出場の当落線上に立つことが出来ます。

準々決勝を勝ち上がるのはどのチームだ❓


最後までご覧いただき、ありがとうございました❗️